1.巡回監査の実施
お客様の事業が発展し、健全な経営を行っていくためには、日々の正しい記帳により、月次の決算を行うことによって、事業計画との差異を認識し、事業を推進していくことが大切です。
そのためにも、月次巡回として毎月お客様を訪問し、記帳が適正に行われているかどうか確認し、月次決算を見ながら、お客様と業績検討・相談の時間を設けます。
2.正しい申告のための情報の提供・提示のお願い
正しい申告は、難しいことではありません。取引先との証拠書類に基づき、日々の取引を毎日帳簿に適正に記入し、記録していくことによってなしえます。
例えば、現金であれば日々の残高と帳簿残高が一致していること。あるいは、領収書は整理して証憑書綴に貼付、請求書は支払先毎にファイルして整理保管するといった日々の整理をすることが大事です。こうしたことによって、誤りが防げ、正しい申告ができるのです。
3.脱税、粉飾決算のご相談には応じません
長年調査を行ってきましたが、脱税は割に合いません。脱税することによって、財産を隠匿しても、それを使うことが難しいし、自分で管理することにとても労力を使います。税務調査で把握されれば、本税はもちろん、重加算税が賦課され、隠匿した財産以上の税金を納付することにもなってしまいます。さらに、大口脱税で査察に告発されれば、社会的地位も失います。
また、粉飾決算は、一度行ってしまうと雪ダルマ式に大きくなってしまいます。いままで、融資に応じてくれていた金融機関からも見放され、事業はその時点でストップしてしまいます。
すべてをガラス張り経営している事業者であれば、資金を事業に投資することができ、必要な時に融資も受けられ、さらに事業が拡大することによって、自分自身が成功報酬を手にするだけではなく、あなたのもとで働いている社員、従業員に報いることができ、その家族の方々を幸せにすることができるのです。